第9話「夢は醒めずに朝を迎える」 《渋谷/とある喫茶店》 ~回想~ ──私の恋は、突然終わりを告げた。 「別れて欲しい」 アサくんは、そう告げると、黙り込んでいた私をいつもの優しい眼差しで見つめ、アイスのミルクティーを啜った。そして、しばらく経っても何…
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